桃の節句
今週のお題「雛祭り」
娘が生まれた翌年に、母と私で選んだ3段飾りの雛人形。
我が家には大きすぎる雛飾り。
毎年立春の頃になると「今年はどうしようか?」と考えてしまう。
最初に飾ってから18年が過ぎ、途中何年も飾ってない時を超え、ここ数年は毎年のように
飾っています。
雛飾りと共に「さげもん」というつるし飾りも下げます。
母の田舎では、そのように呼びますが、他の地域にも似たような飾りがあるようです。
鞠形の下地にちりめんの生地を切り込み、金糸で縁取りをしています。
7個連ねて下げ、それが7連あります。中心には大きい鞠が下げてあります。
これは、娘が生まれてから少しずつ作業を進めた、私の手作りでもあり。里帰りをしたときに
母と一緒に作った思い出も詰まっています。(母はいまも健在です)
立春の頃のお天気の良い日に、飾る場所を片付けて、部屋の奥からおおきな箱を何個も出して
お人形や道具をたくさん出して・・やっとの思いで飾り終わると
「あぁ、今年も無事に飾れて良かった。」とホッとする。
そして、今年も飾ったよ。と、田舎の母に電話するのが恒例となりました。
娘が3歳の時に、羽織を着せて息子と一緒におひな様の前で撮った写真も、毎年おひな様と一緒に
飾っています。
その後、数年たち久しぶりにおひな様を飾った年、子どもたちは中学生になっていましたが
中学校のジャージを着た二人を、同じポーズで写真に収めた年もありました。
その後は、なかなか写真を撮らせてもらえませんでしたが、成人となった息子を記念に今年は
是非とも、子どもたちに同じポーズでの写真をお願いするつもりです。
※大きくなっているので、おひな様を隠さないように撮影するのが大変なのです。
毎年、同じ雛飾りで、毎年同じことを良いながら飾り付けますが、毎年毎年の思い出は重なって
こうして振り返ってみると、子育てが終わろうとして言うことに気づかされました。
数年後には、どんな気持ちで、おひな様を見るのでしょうか。
遠方に暮らす母とそんな話もできたらいいですね~。
雛飾りを