名建築をあるく。
Hola! のグッチです。
実は私、建物を見るのがすきです、それも古い建物。
私が古い建築に感じるのは、建築家と職人の技、時間という歴史、実際に使われていた生活感、それらの中にいるときの居心地の良さです。
ショッピングも花見もスポーツも楽しいけど、ぶらぶら歩くのもたまにはいいです。
▲上野公園にまだ満開の桜の木がありました。
「名建築で昼食を」昨年放送真夜中ドラマ。
アマゾンプライムで視聴できます。
これをみて、改修に安藤忠雄建築研究所がかかわったと知り、さっそく見てみたくなりました。久しぶりの建築見学です。、壁や階段や窓を見ている人は、私だけではなかったように思います。
国際子ども図書館
上野公園のはずれにあります。
パンフレットを元に紹介いたします。
1906年(明治39)に帝国図書館として創建された現レンガ棟の建築鉱物は、鉄骨補強レンガ棟と呼ばれ赤煉瓦をセメントモルタルで接着して積んだ壁と、床を受ける鉄骨の梁が建物を支えています。
1929年(昭和4)に増築された南側の部分の構造は、鉄筋コンクリートの柱と梁で、現代の技術と基本的に同じものです。外観は明治期のデザインを踏襲していますが、石に似せた薄い人造石や、レンガに似せたタイルが貼られています。
▲当時のレンガが残されています。
大階段
1階から天井までの吹き抜けの周りに鋳鉄製(※1)の手擦りのついた階段が取り付けられています。※1鉄を溶かして型に流して作る製法
写真は暗いですが階段の裏側にはフローリング材が貼られています。
昼食をいただきました。
図書館には中庭に面して小さなカフェテリアがあります。天気のいい日には中庭のテーブルで食事もできます。小さなお子さま連れのご家族が多かったですが。
券売機で食券を買って注文します。番号札をもらって待ちますが、どこかのフードコートよりずっと早く呼ばれます。「本日のパスタ」はイカとアスパラの塩レモンパスタです。
上野公園は、結構な人込みでしたが、ここは人はまばらで静かです。
ランチをいただきながら中庭をアーチ形棟をのんびりと眺められます。
アーチ棟の完成は2015年(平成27)。その建設に際しては、明治以来の帝国図書館の計画でもあった中庭を中心に据えることで、レンガ棟とアーチ棟をつなぎ一体感のある環境を作っています。
文学作品の中の帝国図書館
「大道寺信輔の半生」芥川龍之介
「図書館幻想」宮沢賢治
ふと思い立って行ってみる。こんなどうかな?と考えて作ってみる。
それらができる幸せ。ってあると思います。
できる人には何でもないようなことだけど、他を優先させてしまって、出来ないでいる人もいると思います。こんなことでも、心は元気を取り戻し、隠れていた自分らしさに気づくことができます。