2021年スタート
例年と違う・・・?
そもそも毎年同じだったろうか?
2020年はこれまで経験のないような状況が続き、初めは確かに「もとどおりの生活」を心待ちにしていました。しかし、「もとどおり」というよりは、変わっていくことを受け入れはじめた一年でした。
振り返ると、家庭を持ち子どもが成長していく年月で、昨年と同じだったという一年はなかったはずです。結局、変化の状況や大きさに違いはあるけれど、変わり続けてきたんだと思います。
2021年のスタートで思うことは、
前進しようとする一歩を止めない強さと、何事にもやさしさをもって向かいあいたい。
そんなとこでしょうか。(ちょっと、照れくさいですが)
「やさしさ」といえば・・・。
手順通り時間通りに 焼き上がるパンも楽しみの一つではありますが、家事をしながら、待ちながら時間のかかるパンを焼く楽しみも覚えました。
「待ってられない!」と思うことが多かった初期のパン作りから、少しゆったりと楽しめるようになったと実感しています。
2020年末にレーズン酵母をおこして、(パンの)元種を作りました。
レーズンに含まれる酵母が活発に動き出すと、炭酸ガスが発生します。それが落ち着くとワインのようないい香りがしてきます。ビンの中のレーズンを毎日観察しながら待ちます。
完成までに一週間ほどかかりますが、毎日発酵の状態を確かめるのは楽しく、シュワシュワ・ぷくぷくを見るのは至福の時です。
その酵母液に強力粉を混ぜて、発酵させ「元種」を作るわけですが、ここでも、混ぜる+発酵+落ち着くの工程を3回経て、数日待ってからパンの仕込みに使えるようになります。
そしていよいよ、パンを作れよ準備が整い作るわけですが。
ドライイーストでは時間と温度で管理するのですが、自家製の酵母では、そうはいきません。 ※素人的・初心者的・個人的な見解です。
何時間もかかる場合もありますし、一晩待つこともあります。
ですが、発酵を待ったときは、ちゃんとふっくら焼き上がります。翌日も美味しいです。
小麦粉と酵母のいい香りのパンが焼きあがります
しばらくは、この自家製のレーズン酵母を楽しむつもりです。
(元種を継いでいくことも出来ますが、レーズンがぷくぷく・シュワシュワする様子をまた見たいので、今回作った元種は使い切ります。)
2021年も よろしくお願いいたします。 by のグッチ