「発酵生活」きっかけは、ヨーグルトメーカーを買ったこと。 すっかり発酵食品にハマり腸活をしています。 そして、パン作りに癒やされ、夜な夜なパンを捏ねてます。

畑はじめますた。

いこうファーム

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畑を1区画借りてみようと思う、と言うと
「お花も育てられないのに?」「できるの?」「野菜は買った方が安上がりだよ。」「続くの?」
「時間あるの?」等々、反応はだいたいこんな感じ。
ま、自分でもそう思います。
ただ、今までだったら「そうだよねぇ。」と諦めていたと思いますが、今回が違っているのは、自分のために使える時間がちょっと増えたこと、そして「ここで今やりたい!」と思えたことなのかなぁ。

今はまだ何も手にしていないけど、今の自分から数ヶ月後の自分に何か渡せているものがあればいいなぁ。と思う感覚があって、それは収穫かもしれないし体験かもしれないし。。。
何かは分からないけど。

見学させてもらったいこうファームの敷地には、木造の(カワイイ)休憩小屋があり、道具も休憩場所も共同で使えます。水道やトイレも完備。
敷地の所々にかわいい柵やオブジェがあり、1区画自体はそんなに広くないですが、借りている人たちがそれぞれに野菜を育てています。オーナー曰く、畑には借りている人の性格が出ているようです。
いこうファームの周囲を大きく育った庭木が囲んでいます。
蜜柑がたわわに実り、柿の木や月桂樹などなど。
葉っぱ付きにんじんと蜜柑と柿をいただきましたが、水っぽくなくて酸味と甘みがしっかりあって、とても美味しかったです。人参は小さかったので刻んで葉っぱと一緒にかき揚げにしました。
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とにかく、最初に見たときのインパクトは大きかった。自分でも分からないけど「これだ!」と言うような感覚。こんな近くにあったのね。という嬉しさと、ここに居たいと思うような雰囲気。
小さい頃、田舎のおばあちゃんちで見たような懐かしさがあり、土いじりも、花も野菜も育てたこともないのに、「その風景のなかに居たい。」と強く感じました。

有機栽培

前置きはそのくらいにして。
オーナーが用意してくれた区画で、苗を植え、種をまきました。
有機栽培なので、基本的には肥料をまいたりしません。自然に育つのを待ちます。
私が出来ることは、土の中にいる微生物や虫たちが活動しやすいような環境を作ること。

少しずつ、教えてもらいながら育ててみようと思っています。

11/15【種】なばな・大麦・絹さや・スナップえんどう・タマネギ・ニンニク。
11/22【種】大根・カブ・水菜・小松菜【苗】キャベツ・レタス・イタリアンパセリ
時期が少し遅いので、育つものもあれば、育たないものもあるでしょう。。。

時が来なければ、芽は出ません。植えたからと言って、必ず育つわけでもありません。
分かっていても、種をまいた翌日には見に行ってしまう。。。小さな種から小さな芽がでても私には他の雑草と見分けが付くのだろうか?と、思いつつ一週間前に種をまき藁をかぶせてある辺りをそっとのぞいてみると、2~3ミリ程のフタバが見えます。「これかな?」と、不確かながらちょっと嬉しい。
またね。という思いで、藁をかけ直し。次に見に来たときを楽しみにまつ。
雨が降ればいいし、暖かければいいし、でもきっと寒さも必要なんでしょう。

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その後

それから約一週間。体のアチコチが筋肉痛です。
畑を耕したわけでもなく、なにかを運んだわけでもない。ただ、種と苗を植えただけなのに。。。
先が思いやられますが、これも普段しないことの代償なのでしょうね。