ボタニカル ペーパークイリング
50歳から始めた事の一つに、「ボタニカル ペーパークイリング」があります。
「やってみたい」と思ってはいたものの、時間がないし、講師の先生もしらないし、続かなかったらイヤだし、そのうちね。と、思っているうちに数年たっていました。
あるとき仕事がうまくいかず、真っ暗なトンネルに入り込んでしまったようでそこから逃げ出したいような気持で過ごしてるとき、ふと、「どうせ逃げるなら、好きな世界に逃げ込もう。」と思ったのがきっかけで、ネットで見つけた先生に申し込みをしたのが約1年前の事です。
始めてみて、こんなに楽しいのかと驚きました。すっかりハマってしまい、一年でなんとかスタンダード(初級)のコースを終えました。
いまは、アドバンスドコース(発展)。さらにテクニックを学び、世界を広げているところです。
■ペーパークイリングって?
クイリング(ペーパークイリング)は、ルネサンス期のフランスやイタリアの修道女たちが、聖書の製本で余った貴重な紙を鳥の羽軸で巻き、宗教用具などを飾ったことが起源と言われ、18世紀にはヨーロッパの貴族の間で大流行し、その後世界中に広がりました。その美しさと手軽さから、近年では世界中で愛好家が増え続けています。
※引用 Botanical Quilling Japan
■スタンダードコースでどんなことをやるの?
まずは、基本的なパーツを教えてもらい、作品を作ります。
最初は、3mm幅のテープをクルクル巻いて、パーツの作り方を教えてもらいます。
出来たパーツを組み合わせて、お花を作ります。
上級者になるとリースのような大作も出来るし、初心者でもちょっとしたカードにしたり、立体的なお花を組み立てたり、アクセサリーもできます。工夫次第で、すてきな作品が作れます。
クイリングの作品は少しずつ紹介していきますね。
作業は単調で細かいですが、夢中になると、5時間とか6時間やってることもあります。
小さなパーツができあがっても、お花の形になるには何段階も慎重に作業を進めていかなくてはいけません。とにかく、小さいですからね~。
単純な一つのパーツでも、何個も同じように作るのは難しい。その日は良いできだと思っても、数日たつと、いろいろと粗が見えてくる。もっときれいに作れたんじゃないかと思うとまた、おなじ作業に没頭してしまう。
買い物に行かなきゃ!洗濯物が・・・夕飯が・・・。と思いながら、やっている日もあります。
でも、楽しい。
楽しいことを持っている、幸せ。そんなことを思うと、優しい気持ちになります。